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乳酸菌の合う合わない理由のヒント(あくまで仮説)

自分に合う乳酸菌の種類がどういうものかの答えを探すのにひょっとしたらヒントになるかもしれないひとつの見方をお伝えしたいと思いますが、これはあくまで私見であり仮説です。当然間違いもありますので、誤解のないように簡単な気持ちで読んで下さると有難いです。

筆者は日本人として生まれ育ちましたが、周りを見ますと同じ日本人なのに実に色々なお顔立ちの方がいらっしゃいます。アジアの各地域、欧州、アメリカ、ロシア、オーストラリアなどなど、肌の色も微妙に違ったり・・・著名な方でもそれぞれに似た方がたくさんいらっしゃいますよね。ホントに「同じ日本人なのに何でこんなに違う顔しているんだろう・・・」と不思議に思ったことはありませんか?

何を言いたいかといいますと、一口に日本人と言っても、もしかしたら世界のさまざまな国の人々のDNAを詰め込んで受け継いでいる可能性があるということです。まぁ、地球人類全体に言えることかも知れませんが・・・。ここではあまり深く掘り下げませんが、古史古伝、現在の学問でもトンデモといわれるような書物にそのヒントがあります。古代日本の国から16人の皇太子と1人の皇女を世界中に派遣して世界発展に貢献したと。また、有力なものとして、日本人の起源が6000年程前のシュメール文明という説が挙げられますが、それぞれの真偽はともかく。もともと日本に住んでいた方々の子孫もいれば、世界を転々としてきた人が、さまざまな歴史のタイミングで日本に移り住み、子孫を残していったということも当然あるのです。簡単にいうと、渡来系の子孫も多いかも知れないということです。

そこまでさかのぼらなくても、教科書で学ぶように、日本は江戸時代に鎖国をしていましたので、自国民でのDNAは色濃くなります。せいぜい朝廷方と武家方、もともとの一般市民、それぞれの子孫くらいでしょうか。明治維新で開国してからは海外の交流が盛んになり国際結婚もあるでしょうから、そういった子孫がいらっしゃいますね。

さまざまな環境で体験してきたことがDNAに刻み込まれているので、農耕民族で栄えてきた日本人と簡単に言えない部分があると思います。時には狩猟民族の中でバリバリの肉食をやっていたご先祖様もいるかもしれませんし、酪農文化で生計を立てていたご先祖様もいるかもしれません。これを腸内環境の話で例えますと、そういう遺伝的なものが偶然今のあなたに出た場合、農耕民族らしからぬ特性が出るわけです。乳酸菌の中でも植物性のものと動物性の乳酸菌を比較したときに後者との相性が良い場合もあるかもしれないのです。逆に言えば、特に戦後における食生活の急激な変化(半ば強引にではあるが)に多少なり対応できている理由は、実はそういうところにあったりするのかもしれません。

少しでもイメージしていただけましたか?直近で自分の両親のDNAが一番色濃く出るものだとは思いますが、似てないとか、変わっているとか、色々ありますからね。面白い見方だと思いませんか?

もうひとつ、簡単な計算でも別のイメージを描けますよ。『べき乗』という計算方法を数学で習ったことは覚えていますか?同じ数を繰り返し掛け算していく方法です。子供は両親がいないと生まれませんから、必ず2人いる必要がありますよね。それでご先祖様を20代さかのぼると約100万人。30代さかのぼると約10億人です。ざっくり計算して、20歳で子供を生んだとしてもたった600年ですよ。実に色々な人がいると思います。

もちろん、すべてこういった話だけで片付けられるわけではないので、繰り返し、誤解しないで欲しいのですが、こんな見方もありますよということで受け取っていただけたら幸いです。